美味しい切干大根煮

先日、ずっと行ってみたかった中野ブロードウェイにある、菜食台湾料理のお店に行ってきました。
お店がオープンするのが遅めの時間なので、なかなか思い立ってから行く事が出来なかったのです。
私が座るとお店はほぼ満席。
女性でカウンターがうまっています。中ではオーナーの女性がてきぱきと動きながらお客様と話をしています。
「日替わりで良いですか?」と聞かれて、他のメニューも分からないのでそれをお願いしました。

常連さんと思わしきお客様とオーナーの会話が聞こえてきます。
「この前、有名な菜食のカフェに行ったんだけど、量が少なくて、味も残念な感じだったの
～～～中略～～～～～
たまに外に食べに行って残念な思いをすると
＜うちはこのままで大丈夫!美味しいし、おなかもしっかりいっぱいになる＞って思えるから、
こういうのも良い経験なのよ。
それにね、なにより私の料理には気持がこもっているから。
これが一番大事。
気持が入っている料理は全然違うもの！」

初めてお会いしたのに、このオーナーさんが大好きになってしまいました。（笑）
そうだよね、気持ちを込めた料理は全然違うよね。
いただいたお料理は、どれも美味しかったです。

帰りに、切干大根が美味しかったです～と言うと、笑顔で
「ありがとう!美味しく煮るコツはね、お醤油を絶対に入れない事！
塩、砂糖、昆布だしで。お醤油を入れないほうが美味しいのよ。
もし、物足りないなと思ったら、少しずつ全部の味付けを足して行ってみてね。
あと、油揚げが入っているのといないのでは違うから。うまみが出るの。入れてね!
そうそう!!!余ったら卵焼きに入れるのよ!美味しいから!!」
と教えてくれました。

と言う事で、作ってみました。

お店で食べたのは、切干、ひじき、人参、油揚げだったんだけど、なかったので…切干、あらめ、人参。あれだけ言われたのに油揚げはなかったよ。（笑）

1.あらめ（ひじきでもok）は戻しておく。切干はもみ洗いして軽く水けをきって戻しておく。
人参は千切り。
2.鍋に油を入れ、1を炒める。
3.昆布だしはなかったから、昆布粉末、塩、砂糖、水を入れ炒め煮にする。

あーら簡単！そして確かに美味しい。醤油が入らないと大根の繊細な味が良く分かるのね。
あと、オーナーさんは歯ごたえがあるのが好き!と言う事だったので、炒め煮のしゃきっとした歯ごたえが好きなんだろうなぁ。ここは私と好みが一致なので嬉しい。

他のメニューは・・・
鶏肉のソテー　レタス添え
れんこんのゴイ（ベトナム風和え物）
ふき味噌

れんこんのゴイは大好きなメニュー。本当はお肉も入るけど、今日はお肉なしで。
れんこんは茹でてヌックマムとコショウで下味つける。
人参とキュウリも切ったら塩で脱水＆下味。和える直前に水洗いして良く絞る。
トマトは種をとってざく切り。
全部を和えたらヌックチャム（ヌクマム：レモン汁：砂糖：お湯を1：1：1：1で混ぜる）で和える。セロリの柔らかい葉をパックチーの代わりに。
上に飾ると娘に残されそうだったので（笑）混ぜ込む。

ふき味噌は
ふきのとうを下ゆで。
細かく切ったらごま油をひいたフライパンへ。
軽く炒めたら、味噌、酒、メープルシロップを入れアルコールが飛ぶまで煮きる。
今日はあったのでクルミも。
甘味噌は、いつも面倒なのでメープルと味噌を混ぜるだけです～～～。（笑）

明日の朝は卵焼きに入れて楽しみます!
そのために、今夜は大皿で出さず小鉢で食卓へ。
作戦立てないと、気がつくとなくなってるからね～。（笑）