消化の火と、ゴールデンウィークの炎天下で血液が汚れた人の対処法。
2018.5.7
先日、すごく久しぶりに、アーユルヴェーダのセミナーに参加してきました。
最近は、血糖値の実験や、トレーニングはしていたのですが…
私の体への取り組みの全ての元になる「アーユルヴェーダ医学」には時間を割いていなかったな!と思うのと。
直感的に、このセミナーが必要だな!と思ったから。
主催のサトヴィックの佐藤さんは、本当に尊敬する方で。
アーユルヴェーダってすごいなぁ!
ココロのことは体からアプローチできるんだな!
と思うきっかけになった人でもあります。(この話は長くなるので、そのうち別で書きますね!)
それにね。
すごい人なのに、とっても謙虚で、ウィットに富んでいて、大好きなんです。^^
さてさて。
アーユルヴェーダの中では、人が食事をとると、それが吸収され・・・
まず、ラサという体液を作るのだということになっています。
普通の解剖生理とは解釈が違うのですが、ちゃんといろんなことが説明がつくので・・・
まずは、「そー言うものなんだ」と思ってしまうのがオススメです。(笑)
ラサ(体液)の次はラクタ(血液組織)に変換され、筋肉になり、脂肪になり・・・と続いていきます。
つまり、最初であるラサがうまく作られないと、変換されて行きませんし、良い質の細胞が出来上がりません。
両手のひらですくって9杯分のラサが、私たちの体を隅々まで滋養し、命を繋ぎ、血液を作ります。
ここでトリドーシャ(ヴァータ・ピッタ・カパ)がわかる方は
ラサの性質は、カパドーシャに似ていると思っておくと理解しやすいです。
ラサが増えすぎてしまうと唾液過剰、食欲不振、倦怠感、心臓の圧迫感などを感じます。
ラサが減りすぎてしまうともの音に過敏、震え、痩せ、衰弱、動悸、不安感、乾きなどを感じます。
減った時って、低血糖の症状とよく似ているなぁ・・・と思ったりしますね。^^
増えすぎても、減りすぎても・・・
体には病気として現れます。
心臓病、高脂血症、皮膚病、発熱、痛風、インポテンツ、結核、貧血、衰弱 などの病気が代表的です。
このラサを治療するには・・・
1、アグニ(消化の火)を立て直す。
2、ラサを潤す。
の二つが大切なんです。
先生のイチオシはアグニを立て直すにはトリカトゥ(三辛)を摂取すること。
冷たいものを飲まない。など
潤すには、シャタバリカルパをミルクと一緒に摂る。
私はトリカトゥで胃が痛くなるので・・・
穏やかに消化を助けるものとしては
【クミン茶】です。
クミンを乾煎りして、それを煮出したものになります。
他にもフェンネル、生姜などを使って消化の火を立て直そうと思います。
あと、毎日暑いので、お日様に当たりすぎて・・・
ラクタ(血液)が汚れてしまう人が多数出ています。先日のヘナ講座でも色んなお話が出ました!
とってもタイムリー!!!!!!
サッカーとか、野球で炎天下。
釣りもそうですしね。
野外のお散歩や写真撮影とか。
お子さんの遠足に同行するとか。
とにかく長い間お日様に当たることでいろんな症状が出始めます。
ラクタが増悪している症状は…
目が赤くなる、ものもらい、ニキビ、鼻血、赤い湿疹、怒りっぽいなど。
ラクタ(血液)が汚れてしまた人は、まずはクールダウンすることが大切!
病気になってしまう前に、少し困った症状のうちにケアするのがポイントです!
ヘナを塗ることも、ラクタを整えることになります。
そのほかにも・・・
・砕いたコリアンダーを一晩水につけたコリアンダーウォーターを飲む。
・アロエベラ、レモンジュース、ターメリックをおちょこ一杯朝一番でのむ。
・アグニを整える。
・デーツ、干しぶどう、干しイチヂクを毎日食べる。あと!ざくろも!!
どれもやりやすいものが多いので、お子さんのサッカーに付き合って炎天下にいた!
なんて場合は思い出して、ぜひ!セルフケアされてくださいね。
一手間掛けられる方なら、コリアンダーウォーターが。
めんどくさがりさんにはアロエベラ、もしくは無添加のアロエジュースに、はちみつターメリックを入れるのが簡単だし良いと思うのです。
今日のヘナの参加者さんの中には、しばらくアロエを続けていた方がいらっしゃって
「アロエベラは本当にスッキリするよ!とのこと。
ぜひお試しくださいね!
たくさんありすぎて書くの大変だから、お会いした人は色々聴いていただけると良いかもしれません。