Now Loading...
料理の思い込みを手放してみる

料理の思い込みを手放してみる

2018.5.2

釣りに行ってきました。
その後、釣ったアジを100尾を3人がかりで4時間くらいかけて捌きました。(^_^)

その時に、ごまサバもあって。
これはシメサバにしよう!と思って砂糖に漬けました。
シメサバは、砂糖→塩→酢の順に漬けていくのです。

砂糖に漬けて1時間くらいたった時にふと、味醂干し作りたいなー…と思ったのですが。
味醂干しは塩→調味液の順で漬けます。
だから作れないなぁ!残念!
と思って諦めかけたんだけど…

 

あれ?
ちょっと待って!
浸透圧考えたら…
どちらも砂糖が最初でいいんじゃない?????

 

砂糖の分子の方が細かいので、先に細胞に浸透させてあげる方がより味が染み込みます。
ってことは、むしろ砂糖が先が良いね!という事で、無事、味醂干しを作ることができました。(^_^)

『思い込みを疑ってみること』
『料理は化学』

普段から料理教室で皆さんにお伝えしてることを、改めて自分でも本当だなぁ!と思ったのでした。

ちなみに、味醂干しのレシピは…
1.砂糖をたっぷりまぶして1時間脱水する。
2.味醂100.酒50を沸かしてアルコールを飛ばす。冷めたら醤油100を入れる。
3.1を洗ってよく拭いて、2に漬けて5時間くらいおく。
4.冷蔵庫の中でラップをしないで表面が乾くまで乾かしておく。

食べるときは焼いてくださいね。(^_^)