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マニアックなカラダの話

マニアックなカラダの話

2017.11.6

マニアックな話。

先日のタンパク質講座の時に、あれ?と思って確認できなかったことがあり、後から安藤さんに聞いてみました。

果糖→血糖値を上げない
ブドウ糖→血糖値を上げる

なのに、わたしのやったスムージーの実験では、果糖しか摂っていないにも関わらず、血糖値急上昇!!!!

あ、その実験結果はこちらね。
https://komomodo.com/column/diet/diet-86/

この疑問が講座中にはクリアできなかったのね。
そしたらこんなお返事もらいました。

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いくとうさん
本日もありがとうございました!
ご質問ありがとうございます!
その疑問を直接お話したらよかったですね。

果糖は血糖値を上げないというのが基本です。
ただ、起き抜けのように肝臓グリコーゲンがない状態ですと果糖は、糖新生によって、ぶどう糖に変わり、血糖が上昇します。
これがスパイクの原因です。

朝食での果物だけを食べると太るという理由は、果糖が糖新生されて出ていってしまうので、肝グリコーゲンが回復しないからです。
肝臓グリコーゲンが回復しないと身体は脂肪合成を活性化させます。
そのため太りやすくなってしまいます。
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転載ここまで。

糖新生!糖質制限をしている人からは、よく聞きますね。
その言葉そのものを調べてみると…
ウィキペディアより

糖新生(とうしんせい、gluconeogenesis)とは、飢餓状態に陥った動物が、グルカゴンの分泌をシグナルとして、ピルビン酸、乳酸、糖原性アミノ酸、プロピオン酸、グリセロールなどの糖質以外の物質から、グルコースを生産する手段・経路である。

肉食に偏っている場合、摂取栄養がタンパク質と脂肪に偏り、同じく三大栄養素のひとつである糖分の摂取が不足することになる。

猫のような肉食動物は、犬のような雑食性動物よりも糖新生の酵素活性が高く、タンパク質から分解されて得られた糖原性アミノ酸から糖新生を行って体内で必要な糖分を生成している

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はーい!

皆さん読みましたかー????

人間の体、凄いですね!!!!

そして、糖質を全く取らないと言うのがいかに危険なことか?わかりますよね。

飢餓状態ですからね。σ(^_^;)

安藤さんのタンパク質講座や食生活改善プログラム。

わたしの提供する一生に一度のダイエットライフスタイルセッションでも。

炭水化物をゼロにするのはダメですよー!

と、言っています。^_^

特にブドウ糖を含んでいるご飯はとても大切!

だって、こうやって違うものからブドウ糖を生み出すくらい大切なのですから。

体には欠かせないものなのです!

そういえば、リブレ中に、1日だけ朝の血糖値が変な動きをした日がありました。
私はいつも、夜は習慣としてお米は食べません。

なので、お酒を飲むと低血糖に近くなりやすい。

それでも、普段は低血糖にはならずに、お酒が抜ければ血糖値も回復して、朝食を食べるとかなり安定します。

ところが、前日飲みすぎて一度低血糖になったこの日は食前から血糖値がかなり高め。

目が覚めてしばらくしたら、平常通りになりました。

今にして思うと、夜中に低血糖になり、糖新生が起こり血糖値が高くなっていたのではないか?

と、考えられますね。

ニンゲンノカラダ本当に面白い!!!!

ちなみに、ウィキペディアの後半にはこんな事も書いてありました。

 

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糖新生が急激に起こったため高血糖をもたらす現象をソモジー効果という。1850年代に、フランスの生理学者、クロード・ベルナールにより明らかにされた。また、絶食を行うと糖不足を補うため筋肉が分解されて糖新生が起こり、筋肉が減少することにより新陳代謝が減少する。

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と言うわけで、16時間ダイエットやファスティングによるダイエットは、筋肉が減って、基礎代謝が落ちてしまう…という事が考えられますねぇ。

なんでも極端はダメなのね。

という事を改めて思い知らされるのでした。