お酒を飲むと、際限なく食べ過ぎてしまう仕組み
2017.10.22
久々のリブレ生活、楽しんでいます!
わたしの作る低糖質スイーツ、凄いなー!という話は、後ほど。
ダイエットコンサルでよく聞く話が…
「飲むと食べ過ぎちゃうんです」
「飲んでると、際限なく食べちゃうんです」
という話。
これね、体の中で何が起きてるかというと…
かなり、低血糖に近くなってます。
リンゴのマークからお酒飲み始めです。
食事が始まってすぐに血糖値が少しだけ上がって、その後は落ちていきます。
でも、その間もお酒は飲んでいるし、タンパク質しか食べてないけど、おつまみはたくさん食べてます。
21時付近で少し上がっているのは、焼きおにぎりを少し食べたからなんですけど。
つまり。
お酒を飲み始めてから…
肝臓は糖の蓄積をやめて、アルコールの分解に必死になってるという事。
だから、食べても食べても、血糖値が上がらない。
無限に食べれちゃうのはそのせいです。
しかも、その結果…
しめのラーメン食べたーい!
おむすび食べたーい!!
アイスクリーム食べたーい!!!!
と、なるわけです。
食べたら確かに血糖値は上がりますが…
インシュリンの過剰な分泌により、その後はまた急降下が待っています。
すると、低血糖状態になり、頭痛や倦怠感などが発生し…翌朝
二日酔いになっちゃった…
と、感じることも多いのです。
私は顕著に、アルコールの分解が終わると、血糖値が20くらい上がります。σ(^_^;)
その体の違和感で目が醒めることもしばしば。
それくらい、体には負担なのだなー…と、実感します。
ちなみに…
なぜ、肝臓が糖の蓄積をしないと良くないのか?
食べた糖は、分解され血中に。
そこでインシュリンが出て、肝臓にブドウ糖を蓄積したり、筋肉に貯蔵したりするのです。
が。
アルコールの分解に必死な肝臓は、ブドウ糖を貯蔵できず。
ずっと血中には糖が多いまま。
すると、インシュリンがもっと分泌されて…低血糖に近づいていく…
と言うわけ。
低血糖は体的には危機ですからね。
出来るだけ避けたいですし…
糖が血中に沢山ある状態は、血管を傷つけたりして良いことがありません。
お酒を飲まなきゃ良い!
というのは真実ですが…
それでも飲みたい人は、せめて血糖値が乱高下するような食べ方はせず…
もし、低血糖になってしまいそうなら、おむすびか、ラムネ食べて、水飲んで寝てくださいね。σ(^_^;)
ちなみに。
飲酒していない状態の肝臓が糖質を処理するパターンは…
①吸収されてきた糖質のそのままの形(グルコース)で、
血液に運ばせて、全身に送り出す。
②糖をいったん貯蔵できる形(グリコーゲン)に変えて、肝臓に蓄える。
でも、これには、蓄えられる許容量がある!(だいたい70~100g程度)
③グリコーゲンとしての許容量をオーバーした分は、中性脂肪の形に変換されて、
血液中を流れていったり、肝臓に蓄積される。
つまり。
肝臓は、糖質から中性脂肪をつくることができるのです。
中性脂肪の方が、糖質よりも、エネルギーを保管しておくためには
体にとって都合がいいの。
だからね、健康診断で、中性脂肪とか、脂肪肝って言われた人は…
脂質を控えるんじゃなくて、糖質を控えると良いのですよー!という事です。σ(^_^;)